このページでは、NFTゲームにおけるトークンについて解説します。
簡単に言えば、「トークン」は「暗号資産」や「仮想通貨」と同じ意味です。
目次
トークンとは
仮想通貨と同じ意味
NFTゲーム界隈でも、よくトークンという言葉を耳にします。
簡単に言うと、仮想通貨と同じ意味で使われます。
例「STEPNのトークンは、GMT(Green Metaverse Token)・GST(Green Satoshi Token)です」
つまり、そのゲームで使われる仮想通貨の事を指します。
トークンは、$GMT などといったように、$を前につけて略して表記します。
Twitterなどで情報を調べる時は、 「$GMT」と検索すると、調べやすいです。
どう使われるのか?
NFTゲームでは、大体トークンが使われます。
ゲーム内通貨として使われたり、ゲーム外でガバナンストークン(投票権を持つ)として使われたりします。
ガバナンストークンとは、持っていれば、そのゲームの将来について方向性などを投票できるできます。
がしかし、実際のところ、今現在ではそのような使われ方をするケースは少なく、単純にトレードに使ったり、ゲームでレベルアップ等に使わないといけない時に買って使うというケースがほとんどです。
NFTゲームタイトルによって、使われるトークンは違います。
だいたいが、そのNFTゲーム独自のトークンが使われます。
また、そのゲームのチェーン上の基軸通貨も、使われることがあります(BSCチェーンならBNB、SolanaチェーンならSOL)
マーケットでNFTを買う時に、BNBなどの基軸通貨を使うゲームもあれば、ゲーム内報酬がBNBなどの基軸通貨である場合もあります。
ゲームによって違うので、プレイする前に公式HPやホワイトペーパーを見て理解しましょう。
ソシャゲと同じで、ゲーム内通貨と思っておけばOK!
トークン価格の調べ方
トークンは仮想通貨なので、それぞれ価格があります。
今いくらなのかは、自分で調べないと分かりません。
丁寧に公式HPに分かりやすく載っていたらいいのですが、分かりにくかったり、載っていなかったりします。
そういう時は、ホワイトペーパーやTwitter・Discordなどを見て、自分で調べないといけません。
コントラクトアドレス
トークンには、コントラクトアドレスというものがあります。
これは、トークンを認識するIDみたいなもので、契約情報が書かれたアドレスのことで、そのトークン固有のアドレスを言います。
0xb31ef9e52d94d4120eb44fe1ddfde5b4654a6515
このように、長い英数字になっているのがコントラクトアドレスです。
調べたいトークンのコントラクトアドレスが分かれば、価格やチャートもすぐに分かります。
ですので、価格を調べる時は、このコントラクトアドレスを調べましょう。
トークン一覧サイトを見る
一番手っ取り早いのが、CoinMarketCapやCoinGeckoといった、トークン情報サイトを見ることです。
コントラクトアドレスが分からなくても、大丈夫。
ゲーム名やトークン名などが分かっていれば、検索すれば出てきます。
さらに、ドル表記だけでなく日本円表記もしてくれるので分かりやすいです。
ただ、問題なのは、それなりに有名なトークンじゃないと、サイトに載っていません。
仮想通貨は何百万と存在するので、すべてのデータを載せることは大変すぎてできません。
ですので、これらのサイトは、ある一定の基準を設けて信頼できるトークンしか載せていません。
NFTゲームによっては、まだこれらの情報サイトにデータが載っていない場合があるので、その時は以下の方法で調べてください。
公式HPを見る
まずは、公式HPを見てみましょう。
トップページを下にたどると、トークン情報が載っている部分があると思います(ゲームによってはない💦)
そこに、コントラクトアドレスが載っている場合があり、そこで知ることができます。
ゲームによっては、トークン情報はあるけど、コントラクトアドレスが載っていない。
などといったパターンもあります。
その場合は、ホワイトペーパーを見ます。公式HPから「Whitepaper」もしくは「Litepaper(ホワイトペーパーの簡易版)」を探して見ます。
ホワイトペーパーを見る
ホワイトペーパーは、英語の場合は、ブラウザの翻訳機能を使えば日本語になり分かりやすくなります。
トークン情報が書いてあると思うので、そこに載っています。
各種SNSを見る
それでも見つからない場合は、公式のSNSで探します。
DiscordやTelegram・Twitterなどを見たら、書いているはずです。
分からなかったら、英語で聞いてみましょう。
誰か答えてくれるはずです。
価格・チャートを調べる
コントラクトアドレスが分かったら、次はチャートサイトに行って、アドレスを入力してチャートを表示します。
これで、チャートも見れて現在価格も分かります。
TOPページの検索窓に、調べたトークンのコントラクトアドレスを入れると、出てくるので押すとチャートが見れます。
色々データがあって見にくいかと思いますが、左上の「トークン名」と「価格」と「何パーセント増減したか」だけ見ておけばいいです。
最初はそれくらいで十分です。
慣れてきたら、取引量やホルダー数なども見ていきましょう。
トークンの買い方
DEXで買う
では、各ゲームのトークンはどうやって買うのでしょうか?
基本的には、DEX(分散型取引所)と呼ばれる取引所で買います。
サイトにアクセスしてウォレットを繋ぐだけで取引でき、面倒な口座開設などはいりません。
チェーンによってDEXが違うので、対応した取引所で買いましょう。
チェーン | DEX(取引所) |
---|---|
ETH | UniSwap |
BSC | Pancakeswap |
Polygon | Quickswap |
Solana | Raydium |
Avalanche | Trader Joe |
上記表は一部で、他にもDEXは存在しますが、一般的にはメジャーで有名な取引所で取引しましょう。
流動性(取引量)が多い方がいいです。
DEXにアクセスして、銘柄名を押すと、銘柄一覧が出るので、トレードしたい通貨を選択・もしくは検索バーに、コントラクトアドレスを入力すると出てきます。
有名なものなら一覧から選べますが、大体がコントラクトアドレスを入力する形になると思います。
チェーン別にDEXがありますが、大体UIは一緒で、やり方もほとんど同じです。
一度慣れれば、他DEXも使いこなせるはずです。
CEXで買う
CEX(中央集権型取引所)に上場していれば、そこで買うこともできます。
簡単に言うと、DEXは、運営がいなくてスマートコントラクトでみんなで各々取引している感じ、CEXは運営がいて手数料なども運営が決めており、上場銘柄もその運営が審査して認可されたものしかありません。
つまり、DEXに上場しているものより、CEXに上場しているものの方が、人気があり信頼性もあって凄い!ということです。
ただ、逆に言えば、マイナーゲームのトークンなどは、CEXに上場していないことが多く、買えません。
現在のところは、大体のゲームはDEXのみの上場になっていて、みんなCEX上場を目指しているといった感じです。
CEXは、Bybit・Binance・MEXC・Gate.ioなどがあります。
聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
こちらの場合は、検索して銘柄を探して選択するだけで買えるので便利ですね。
BNBやSOLなどの基軸通貨などもCEXで買えます。
まとめ
✅トークン価格は自分で調べないといけない
✅トークン情報サイトで調べる
✅なければ、コントラクトアドレスを調べる
✅チャートサイトにコントラクトアドレスを入力
✅そうすると、チャート・価格がわかる
✅DEX・CEXでトークンを購入する